イーロン・マスク氏(テスラCEO・X〈旧Twitter〉オーナー)とドナルド・トランプ氏(第45代米大統領)の関係は、2024年の米大統領選を通じて劇的に変化しました。2024年初めには距離を置いていた両者ですが、選挙戦を経て急速に接近・協力し、トランプ氏の再選後は政権内で蜜月関係を築きました。しかし、その後の政策を巡って対立が生じ、2025年中頃には公然と反目し合う状況となっています。本記事では、2024年以降~2025年7月現在までのマスク氏とトランプ氏の発言・動向を時系列で振り返り、SNS上のやり取りや会談、選挙支援・対立の経緯を分かりやすく解説します。
2024年前半まで: SNS復活も様子見の時期
- 2022年11月: マスク氏がTwitter社を買収した直後、利用者へのオンライン投票を経てトランプ氏のアカウント永久凍結を解除しましたreuters.com。トランプ氏は2021年1月の連邦議会襲撃事件後にTwitterを追放されていましたが、この投票では51.8%が復活に賛成票を投じていますreuters.com。マスク氏は「人々の声は神の声だ(Vox Populi, Vox Dei)」と投稿し「トランプのアカウントを復活させる」と宣言しましたreuters.com。一方でトランプ氏自身は、「復帰する理由が見当たらない」と述べ、**自身のSNS「Truth Social」**に留まる意向を示しましたreuters.com。このときトランプ氏はマスク氏のことを「前から好きだった」と称賛しつつ、Twitterには偽アカウントやボットの問題があるとも指摘していますreuters.com。
- 2022年11月~2023年: トランプ氏のアカウント復活後も、彼は約2年間X上で発言しませんでした。マスク氏は当初トランプ氏に批判的ではないものの距離を置く姿勢を見せ、2022年11月には「2024年の大統領選ではフロリダ州知事のロン・デサンティス氏を支持する」と自身のX上で表明していますtheguardian.com。マスク氏は「私の好みは常識的で中道的な人物だ。バイデン政権には期待したが失望した」と述べ、民主党候補には満足していないとも語りましたtheguardian.com。また、トランプ氏がXに戻らないことについてマスク氏は「彼が投稿しなくても構わない」としつつ、「現職大統領を追放したのは重大な過ちであり、Twitterは信頼を損ねてしまった」と、アカウント凍結を撤回した意義を強調していますtheguardian.com。
- 2023年5月: マスク氏は自らのプラットフォームを使ってトランプ氏以外の候補を盛り立てました。例えば2023年5月、マスク氏はデサンティス知事の大統領選出馬表明イベントをXの音声配信機能「スペース」で共同ホストしましたreuters.com(しかし同セッションはアクセス集中で度重なる技術トラブルに見舞われましたreuters.com)。このようにマスク氏は当初、共和党内の別の有力候補を支援する動きを見せており、トランプ氏との直接的な協力関係はありませんでした。
2023年8月24日、ジョージア州で逮捕・起訴された際に撮影されたトランプ氏の「マグショット(逮捕写真)」がX上で投稿されました。これは2021年1月のアカウント凍結以来、トランプ氏にとって約2年ぶりのX投稿となりますreuters.comreuters.com。投稿には「選挙干渉!降伏するな(NEVER SURRENDER)」との文言と寄付サイトへのリンクが添えられ、公開から50分で1,400万回以上の閲覧数を記録しましたreuters.com。この投稿は自身の支持者へ直接訴えかける象徴的な復帰となり、トランプ氏は「Truth Socialだけを使う」という従来の主張を破り主要SNSに戻ったことになりますreuters.com。なおその前日にはトランプ氏が共和党候補討論会を欠席し、代わりにX上で保守派コメンテーターのタッカー・カールソン氏によるインタビュー動画を配信し話題となっておりreuters.com、この頃から徐々にトランプ陣営もXの影響力を再評価し始めたと言えます。
※解説: 2024年初頭まで、トランプ氏とマスク氏は互いに一定の距離を置いていました。トランプ氏は自身のSNSを優先し、マスク氏の招いたXへの復帰要請を当初は断っています。一方のマスク氏も他の候補を支援する素振りを見せ、トランプ氏個人を積極的に応援することはありませんでした。SNS上で直接非難し合うことこそありませんでしたが、公の場での接点は乏しく、両者の関係は静観の段階にあったと言えます。
2024年後半: 暗殺未遂を機に急接近、選挙戦で協力
- 2024年7月13日: ペンシルベニア州バトラーで行われたトランプ氏の集会で暗殺未遂事件が発生しました。20歳の武装犯が群衆に発砲し、トランプ氏は右耳をかすめる弾丸を受けたものの無事でした(支持者1名が犠牲に)reuters.com。この襲撃犯はその場でシークレットサービスにより射殺されていますreuters.com。事件直後、マスク氏はトランプ氏の無事を受けて「トランプはタフだ」と賞賛し、正式に同氏への支持を表明しましたreuters.com。この出来事はマスク氏の政治スタンスを右派寄りに大きく転換させる契機となりましたreuters.com。以降マスク氏は「これは絶対に勝たねばならない戦いだ」と語りapnews.com、トランプ氏を公然と支援していきます。
- 2024年8月~10月: マスク氏はトランプ陣営への支援を活発化させ、SNS上だけでなく実際の選挙集会にも登場するようになります。トランプ氏は共和党候補指名を獲得し秋の本選挙に向けて活動する中、マスク氏は資金・集客両面で協力しました。例えば10月5日にペンシルベニア州バトラーで開かれた集会では、トランプ氏が7月の事件現場に「凱旋」するのに合わせてマスク氏も駆けつけ、「私も現地で応援する!」と事前にX上で宣言して参加していますreuters.com。実際この集会ではトランプ氏が演説中にマスク氏をハグで迎える場面も見られapnews.comapnews.com、両者が肩を並べる姿が全米の注目を集めました。また10月下旬にはニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでの大型集会で、マスク氏がトランプ氏の紹介役として演壇に立ちスピーチするなどapnews.comapnews.com、選挙戦終盤には各地の集会でマスク氏が事実上の応援団長的な役割を果たしました。
- 選挙資金とSNS戦略: マスク氏は物心両面からトランプ陣営を後押ししました。自身の影響力と資金力を駆使し、トランプ氏支持のスーパーPAC「America PAC」を立ち上げています。マスク氏や側近の投資家らが資金提供したこのPACは2億6,300万ドルもの資金を集め、共和党候補の投票率向上に大きな役割を果たしましたwashingtonpost.com。マスク氏個人としても少なくとも1億1,900万ドル(約183億円)をトランプ氏支援に投じたとされjp.reuters.com、2024年選挙で全米最大の献金者となっていますwashingtonpost.com。特にペンシルベニアやジョージアなど激戦州では、選挙登録した有権者に署名運動への参加を促し抽選で賞金を出すといった異例のキャンペーンも展開しwashingtonpost.comwashingtonpost.com、投票の呼びかけにテクノロジー企業らしい手法を持ち込みました(ただし有権者への金銭提供は選挙法違反の疑いが指摘され、司法省に調査を求める声も上がりましたwashingtonpost.com)。
- 2024年11月5日: アメリカ大統領選の投開票日。民主党のカマラ・ハリス候補との接戦を制し、トランプ氏が僅差で勝利しましたtheguardian.com。この結果、トランプ氏は2025年1月に第47代大統領としてホワイトハウスに復帰することになります。トランプ氏は勝利演説で幅広い支持者に謝意を示し、再登板後の政策推進を誓いました。その裏でこの夜、マスク氏はフロリダ州のトランプ氏邸(マー・ア・ラゴ)で家族や側近とともに勝利の祝宴に加わり、歴史的瞬間を共に喜び合いましたjp.reuters.com。選挙戦を通じて急接近した両者は、この時点で公私にわたり強固な同盟関係を築いていたと言えます。トランプ氏は選挙中から「政府のムダを省くための新組織を作り、そのトップにマスクを起用する」と約束しておりjp.reuters.com、早くも次期政権での協力を公言していました。
※解説: 2024年後半、マスク氏とトランプ氏の関係は一変しました。暗殺未遂という非常事態をきっかけにマスク氏はトランプ氏支持を明言し、それまで距離があった両者が急速に接近します。マスク氏は選挙集会に登壇しSNSでの影響力も総動員してトランプ氏を支援、巨額の献金によって物的支援も惜しみませんでした。トランプ氏もマスク氏を厚遇し、公約に彼の起用を織り込むほど信頼を寄せました。こうして選挙戦を通じて形成された蜜月関係は、トランプ氏の勝利という共通の成果によって頂点に達したのです。
2025年: 政権内での蜜月と亀裂の発生
- 2025年1月20日: トランプ氏が大統領就任宣誓を行い、第47代大統領として再登板しました。同日、早速マスク氏を起用した施策が打ち出されます。トランプ大統領は就任当日付の大統領令で新たな行政組織「政府効率化省(Department of Government Efficiency, 通称DOGE)」を創設し、その長官にマスク氏を任命しましたwashingtonpost.com。DOGEは連邦政府の支出削減と規制緩和を推進することを目的とした組織で、マスク氏は非常勤の「特別政府職員」として政府内に正式な役職を得た形ですtheguardian.comtheguardian.com。もともと官僚組織や規制に批判的だったマスク氏は、「できるだけ早く好きなことができるよう、できる限り多くの規制を撤廃したい」という信条の下、このポストを引き受けたとされていますjp.reuters.com。こうしてマスク氏は政権中枢の一員となり、批評家からは「選挙で選ばれていない共同大統領」と皮肉られるほど強い影響力を持つに至りましたwashingtonpost.com。
- 政権発足後の協力: DOGE長官となったマスク氏は、大統領の内輪に加わり大胆な行動に出ます。連邦政府職員の大規模なリストラ策を打ち出し、何十万人もの公務員に対し早期退職して9月まで給与を受け取れる退職奨励案を提示するなどwashingtonpost.com、政府のスリム化を一気に進めようとしました。また規制面でも、宇宙開発や自動運転分野の規制緩和などマスク氏の事業に直接メリットのある政策づくりに関与したとされていますwashingtonpost.comwashingtonpost.com。実際、トランプ氏の当選以降テスラ株は急騰し、投資家は新政権下で自動運転規制が緩和されテスラに追い風になると期待しましたwashingtonpost.com。マスク氏自身、「政府支出の無駄排除」という看板政策(通称“Doge原則”)を体現し、連邦予算の削減や公務員の削減で成果を上げようと奔走しますtheguardian.com。このように当初、政権内でのトランプ氏とマスク氏の協力関係は順調で、両者はアメリカ政治と政策を大きく動かす強力なタッグとなりました。
- 補助金巡る対立の芽生え: しかし政権発足から半年も経たないうちに、両者の間に次第にズレが生じます。発端は大型減税・歳出法案を巡る意見の相違でした。トランプ大統領は2025年6月、個人所得税減税やインフラ投資を含む大型財政法案に署名し成立させますbloomberg.co.jp。この法案には共和党保守派の要求が盛り込まれた一方、環境・テクノロジー分野では電気自動車(EV)購入者向け税額控除(1台あたり7,500ドル)の年内廃止が含まれておりbloomberg.co.jp、これはEVメーカーであるテスラに不利益となる内容でした。マスク氏は法案の審議段階からこの補助金打ち切りに激しく反発し、議会で同法に賛成した議員を名指し批判するとともに「新党結成」も辞さない構えを見せていましたbloomberg.co.jpbloomberg.co.jp。実際に彼は、自身の政治献金を増やしてこの法案支持議員を次の選挙で落選させるとまで宣言していますbloomberg.co.jpbloomberg.co.jp。トランプ大統領はビジネス優遇のため規制緩和を進める一方で、大型減税の穴埋めとしてEV補助金の打ち切りなど歳出削減にも踏み込まざるを得ず、ここに両者の利益相反が生じてしまった形です。
- マスク氏の政権離脱: マスク氏とトランプ政権の亀裂は表面化し、2025年6月末までにマスク氏はDOGE長官の職を離れました(退任時期の正式発表はありませんが、7月初旬には政権から離脱していたことが明らかですtheguardian.comtheguardian.com)。トランプ氏はマスク氏の退任に伴い、マスク氏が推していたスペースX関係者(親友のジャレド・アイザックマン氏)をNASA長官に起用する計画も撤回していますtheguardian.com。トランプ氏は「NASAという組織はエロン(マスク)の企業活動と密接に関わる。彼の親しい友人をそのトップに据えるのは不適切だと思った」と述べていますtheguardian.com。表向きは友好的だった二人の関係は、この頃から水面下で緊張が高まっていたといえます。
- 2025年7月5日: マスク氏はついに**新党「アメリカ党」**の結成を電撃発表しましたbloomberg.co.jp。前日にトランプ大統領が署名したばかりの大型減税・歳出法について「我が国を破産させる愚行だ」とマスク氏は厳しく批判しtheguardian.comtheguardian.com、これに業を煮やす形で独自の政党立ち上げに踏み切ったのですbloomberg.co.jp。マスク氏はX上で新党結成に関する世論調査を実施し、**65%**が賛成したと報告するとともに「本日、あなたの自由を取り戻すためにアメリカ党が設立された」と宣言しましたbloomberg.co.jp。さらに「大統領候補を今後支援する可能性も排除しないが、当面1年間は連邦議会(来年の中間選挙)に注力する」と述べ、2026年の議会選や各地の地方選で影響力を行使する意向を示していますbloomberg.co.jp。この一連の投稿でマスク氏は民主・共和の二大政党制そのものを批判し、「無駄と汚職で国家を破綻させるような現状は民主主義ではなく事実上一党支配だ」とまで主張しましたtheguardian.com。
- 2025年7月6日: トランプ大統領はマスク氏の新党宣言に即座に反応しました。遊説先からホワイトハウスへ戻る大統領専用機内で記者団に対し、「米国は常に二大政党制でやってきた。第三党が成功した試しはない。彼が勝手に楽しむのは構わないが、ばかげた話だと思う」と一笑に付しましたbloomberg.co.jp。さらに自身のSNS「Truth Social」に長文の見解を投稿し、マスク氏について「この5週間で完全に暴走してしまった(off the rails)」と嘆きましたbloomberg.co.jp。「第3政党がもたらすのは混乱と大混乱だけだ」と批判し、マスク氏が怒っているのは自分(トランプ)がEV購入補助金を廃止する計画を進めたからだろうと指摘していますtheguardian.combloomberg.co.jp。またトランプ氏は「エロンは私に親友をNASA長官にしてくれと頼んできた」「彼が特別職を辞めた後、その人事案は撤回した」と明かし、マスク氏が政権内で不適切な影響力行使を図ったとも非難しましたtheguardian.com。
- 政権幹部の反応: マスク氏の政界進出には政権内からも批判が出ています。トランプ政権のベッセント財務長官は7月6日のテレビ番組で「イーロン・マスクは自身の会社経営に専念すべきだ。彼はその分野で誰より優れている」と述べ、経営現場へ戻るよう促しましたbloomberg.co.jp。長官は「マスク氏がDOGEで実行した歳出削減や公務員削減の手法(いわゆるDoge原則)は世論調査では人気だったが、当のマスク氏本人への評価は芳しくなかった」と指摘しtheguardian.com、「テスラをはじめ彼の企業の取締役会は、政界活動より経営に戻ってほしいと望んでいるだろう」とも述べていますtheguardian.com。事実、新党発表が伝わるとテスラ株は時間外取引で一時6%以上急落し、年初来の株価下落率が20%を超える局面となるなど、市場もマスク氏の政治リスクに神経質になっていますbloomberg.co.jp。市場関係者からは「マスクとトランプの深刻な不和は今後も続くだろう。新党設立でトランプ大統領は彼を一層ホワイトハウスから遠ざけようとするはずだ」との見方やbloomberg.co.jp、「最終的には自身の企業を守るために政治的影響力を高めるマスク氏の天才的な一手だ」と評価する声も聞かれましたbloomberg.co.jp。いずれにせよ、かつては協力関係にあった大統領と実業家が、公然と衝突する異例の事態となっています。
※解説: 2025年前半から中盤にかけて、マスク氏とトランプ氏の蜜月は急速に冷え込みました。政権内で要職に就いたマスク氏は当初こそ「規制緩和の旗手」としてトランプ改革を支えましたが、自身の企業利益に関わる政策をめぐり大統領と衝突します。両者の利害は完全には一致せず、マスク氏は政権を去って独自の政治路線へとかじを切りました。トランプ氏もかつての盟友を「暴走」と酷評し、互いにSNS上で非難の応酬をする関係にまで悪化しています。まさに協力から対立へ、わずか半年あまりで関係が反転した形です。
現在の関係と政治的距離感
2025年7月現在、イーロン・マスク氏とドナルド・トランプ氏の関係は極めて冷え込んだ状態にあります。大統領選挙を通じて一時は強固な協力関係を築いた二人でしたが、再選後の政策を巡る対立によって袂を分かちました。トランプ氏は自らのSNSでマスク氏を名指しで批判しbloomberg.co.jp、マスク氏もX上で二大政党制を痛烈に批判して事実上トランプ政権と対決する姿勢を示していますtheguardian.com。政治的には、トランプ氏が共和党の現職大統領であるのに対し、マスク氏は新党を旗揚げして与党・野党の枠組みにとらわれない独自路線を歩み始めました。これはトランプ氏にとって保守票の分裂を招きかねない頭痛の種であり、実際トランプ氏は「第三党など愚の骨頂」と切り捨ててマスク氏を牽制していますbloomberg.co.jp。
社会的・ビジネス上も両者の距離は広がっています。マスク氏は一時トランプ政権内で「共犯者」のような立場でしたが、現在は政権から離れテック業界に戻りました。トランプ氏の周囲からはマスク氏に政治から手を引くよう求める声も強くtheguardian.com、実際マスク氏自身も当面は企業経営に集中すると表明していますbloomberg.co.jp。一方、トランプ氏は主要SNS上での影響力回復には成功しました(FacebookやYouTubeアカウントも復活)が、肝心のXプラットフォームはオーナーであるマスク氏との不和もあり、利用が限定的になる可能性があります。トランプ氏は2023年にXへ復帰して以降、大統領選キャンペーン中に戦略的な投稿を行ったもののreuters.com、現在も依然としてTruth Socialでの発信を優先しているとみられます。マスク氏が経営するXはトランプ氏支持者層の重要な言論空間ですが、そのマスク氏が政権から離反したことで、今後トランプ氏がXを積極的に活用するかは不透明です。
以上のように、2024年から2025年にかけてマスク氏とトランプ氏の関係は劇的に変化しました。当初は距離を置いていた両者が選挙戦で利害を一致させて協力関係を深めたものの、政権運営の段階で再び軋みが生じ、現在では公然と批判を交わす間柄となっていますbloomberg.co.jptheguardian.com。この変化は、テクノロジー業界のカリスマと政治指導者という異色の連携と決裂を示すものとして注目されており、今後の米国政界における両者の動向からも目が離せません。政治的同盟から対立へと至ったマスク氏とトランプ氏の関係は、現代の政局とビジネス、SNSが複雑に絡み合う時代を象徴するエピソードと言えるでしょう。